子どもの夏休みの自由研究、毎年のテーマ選びに悩むママは多いですよね。そんな時におすすめしたいのが「お金」に関する自由研究です。お金は子どもたちにとっても身近な存在でありながら、意外と知らないことが多い分野。自由研究を通して、お金の歴史や仕組み、日常の中でのお金の使われ方などを楽しく学べる絶好の機会です。今回は、小学生でも取り組みやすく、準備もそれほど難しくない「お金に関する自由研究のテーマ」を5つご紹介します!
1. 硬貨の違いを調べてみよう
子どもが普段よく目にする硬貨。じっくり見たことはありますか?じつは、硬貨にはたくさんの秘密や違いがあります。たとえば、10円玉にはなぜギザギザがないのに、100円玉にはあるのか?どの年に作られたものか?どんな絵が描かれているのか?
この研究では、家にある硬貨を集めて、材質・大きさ・重さ・デザインの違いなどを調べてまとめてみましょう。紙に並べて写真を撮ったり、表やグラフでまとめると見栄えもよくなります。観察力も養え、自由研究にぴったりです。
2. レシートから分かる家のお金の使い方
毎日のお買い物でもらうレシート。そこには「家のお金の使い方」がぎっしり詰まっています。1週間分のレシートを集めて、何にいくら使っているのかを分類してみましょう。
食費、日用品、子どものおやつや文房具など、項目ごとに色分けしてグラフにすると視覚的にも分かりやすくなります。意外とおやつ代が多かったり、無駄な買い物に気づけるかもしれません。親子で一緒に見直すきっかけにもなります。
小見出し:こんなまとめ方がおすすめ!
・エクセルやノートに項目別で分けて記録
・円グラフにして「何に一番使っているか」一目で分かるようにする
・1週間で何円使ったか、合計金額も出してみよう
3. 世界のお金を比べてみよう
外国のお金は色も形も違っていて、子どもたちにとってはとても興味深い存在です。家に旅行のお土産でもらった外国のコインや紙幣があれば、それを観察・比較してみましょう。
また、インターネットや本を使って、アメリカのドルやユーロ、中国の元など世界の通貨について調べ、1ドル=何円?という為替のしくみにも触れると、さらに深みのある研究になります。各国の紙幣に描かれている人物や建物について調べても楽しいですね。
4. おこづかい帳をつけてお金の使い方を学ぼう
自由研究期間中の1週間〜1か月間、自分のおこづかいを記録して「おこづかい帳」を作ってみましょう。何にいくら使ったか、何を買ったか、無駄づかいはなかったか?をふり返ることで、お金の価値や使い方を自然に学ぶことができます。
おこづかい帳には「いつ・何を・いくらで買ったか・メモ」などの項目を設け、日記風に感想を書くと自分の気持ちの整理にもなります。できれば貯金した金額も書いて、最後に合計を出してみましょう。
小見出し:こんな形式でまとめてみよう!
・市販の子ども用おこづかい帳や自作の表を使って記録
・写真やレシートを貼って視覚的にまとめる
・「買ってよかった/後悔した」などの感想欄をつけると深い学びに!
5. 日本のお金の歴史を調べてみよう
お金って、昔から今のような紙幣や硬貨だったのでしょうか?実は、日本でも昔は「貝」や「米」がお金の代わりに使われていたこともありました。
この研究では、日本のお金の歴史を年表にしてまとめたり、昔のお金(和同開珎、寛永通宝など)の写真を集めたり、なぜお金の形が変わっていったのかを調べてまとめます。社会科の学習とつながっていて、学びの深いテーマになります。
図書館の資料やインターネットの信頼できるサイトを活用し、イラストや写真を多く入れるとわかりやすく仕上がります。
まとめ:自由研究で「お金」に強くなる!
お金の自由研究は、身近な題材だからこそ親しみやすく、実生活にも役立つ学びになります。今回ご紹介した5つのテーマは、準備にそれほど手間がかからず、子ども自身が楽しく取り組めるものばかりです。
親子で一緒に調べたり、話し合ったりすることで、お金の大切さや賢い使い方を自然に学べるチャンスです。今年の自由研究は、「お金」をテーマにして、家族で一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか?
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