子どもにどう教える?わが家のおこづかいルールと金銭教育のはなし

「子どもにおこづかいって、いつからあげるの?」「いくらが適正?」「何に使ってるのか心配…」
私自身、子育てと向き合う中で一度は悩んだテーマでした。
今回は、わが家の小学2人姉妹に実際にしている「おこづかいルール」と、お金の使い方をどう伝えているかを紹介します。
お金の価値や管理の感覚を、小さいうちから自然に学んでいけるような工夫をシェアします。

なぜ子どもにおこづかいを渡すの?目的を考える

「おこづかい=ごほうび」ではなく、「お金との付き合い方を学ぶ機会」にしてあげたいと思いました。
わたしが重視しているのは次の3つです。

  1. 自分で考えて使う力を身につける
  2. お金は有限であることを知る
  3. 「ほしいものはすぐ買えない」と知る経験をする

おこづかいを通して、子どもが「計画性」「判断力」「我慢」などを身につけてくれるといいな、という思いがありました。

わが家のおこづかいルール(基本編)

小学生に渡すおこづかい、どうやって決めたか?
わが家では次のようなルールにしています。

  • 開始時期:小学校2年生から
  • 金額:学年 × 100円(例:2年生なら月200円)
  • 頻度:毎月1回、カレンダーに「おこづかい日」を設定
  • 渡し方:現金で、封筒に入れて手渡し

毎月のルール化で「待つ」「計画を立てる」といった感覚が自然と身についてきたように思います。

おこづかいの使い道は自由!だけど…

わが家では基本、「使い道は自由」にしています。
ただし、次のような“最低限のルール”は設けています。

  • 食べ物(お菓子)は1回100円まで
  • 他人にむやみにあげない
  • トラブルになったら話し合う

完全に管理してしまうと“学び”が減ってしまうので、失敗も経験のうちというスタンスです。
例えば「すぐ使い切ってしまった」「買って後悔した」なども、次回の判断に活かせる大切な体験です。

金額の決め方に迷ったらどうする?

「いくらが妥当なのか」は悩みどころですよね。
私もネットでたくさんの意見を見て悩みました。

最終的には、「年齢×100円」にしました。
理由はシンプルで、

  • 増えすぎず、少なすぎず
  • 学年が上がるたびに“自分のお金”が増える喜びを感じられる
  • 習い事や学校の費用とは別だから負担になりすぎない

という点です。
また、兄弟で差があっても「学年で金額が違う」と明確な基準があるので、不公平感も出にくく助かっています。

おこづかい帳はつけさせる?わが家の対応

「おこづかい帳をつけさせた方がいい?」という疑問もよく聞きます。
わが家では、まず親が一緒につけるところから始めました。

  • 何を買ったか
  • いくら使ったか
  • 残高はいくらか

紙に簡単に書くだけですが、「見える化」するだけで子どももお金の流れがわかるように。
慣れてきたら、自分で記録して「もうすぐ使いすぎかも」と判断できるようになってきました。

お金を学ぶきっかけを日常に散りばめる

おこづかい以外でも、日常の中に“お金を学ぶチャンス”はたくさんあります。

  • スーパーで「どっちが安い?」「どれが値引きされてる?」と一緒に考える
  • おつかいをお願いしてお釣りを計算してもらう
  • 欲しいものは「いくら?」「家にあるものと比べてどう?」と考えさせる

こういった日常のやりとりが、子どもにとっての「経済感覚の土台」になっていると感じます。

ごほうび制や報酬制にはしない理由

わが家では、「お手伝いをしたら○○円」などのごほうび制にはしていません。
理由は、お手伝い=家族の一員として当たり前という考えがあるからです。

もちろん、特別なお手伝いに感謝として渡すことはありますが、
「毎回やればお金がもらえる」という習慣はつけないようにしています。

お金と努力の関係を教えるのも大事ですが、まずは金銭感覚と自立心を育てることが目的と割り切っています。

親として心がけていること

私自身が気をつけているのは、お金の話をタブーにしないこと。

  • 「うちは予算がこれだけだから、来月にしようね」
  • 「これは高いけど長く使えるから、検討してみよう」
  • 「こういう出費があると他が削られるよね」

など、リアルなお金の話を子どもと自然に共有するようにしています。
お金に対する不安ではなく、「上手に使う方法がある」という感覚を持ってほしいと思っています。

まとめ:おこづかいは“お金の学び”の第一歩

おこづかいは単なる小遣いではなく、子どもが自分でお金を管理する練習の場
失敗も含めて学びにつながるように、ルールを決めつつ、自由な部分も残してあげるのがわが家流です。

  • 年齢×100円のわかりやすい金額
  • 使い道は基本自由、ただし最低限のマナーあり
  • おこづかい帳でお金の流れを“見える化”
  • 日常の中に「お金の学び」をちりばめる工夫
  • お金の話を親子で自然にする習慣づけ

正解は家庭それぞれ。
大切なのは、「親が伝えたいお金の価値観」を子どもに少しずつ伝えていくことだと思います。

次回予告:私が実践中!ポイントサイトで楽しくおこづかい稼ぎ

次回は、忙しいママでもすき間時間でできる「ポイントサイト」を使ったおこづかい稼ぎの方法を紹介します。
「どのサイトが安全?」「どれくらい貯まる?」など、初心者さん向けにリアルな体験談を交えてお届けしますので、ぜひ読みに来てくださいね!

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